キテルキテルから新作のお知らせです!

大変長らくお待たせ致しました……!!

今回、約10ヶ月ぶりにキテルキテルが送る完全新作ホールは、

「はめっこモン娘 ポンコツガーディアン Lv3/キキーモラ」

「はめっこモン娘 ポンコツガーディアン Lv4/セイレーン」

の2タイトルです!

 

pg3_2 pg4_2

 

今年は「ブラック改」「ピンク2.5」といった、

過去作をリメイクしたホールはちょくちょく世に出していました。

えー、そして今現在、もう10月後半といったところで、

あと2ヶ月もすると2016年も終わりを迎えるわけですが……。

そんな中でようやく

今年(ほぼ)初めてとなる完全新作ホール

の発表です!!!!!

 

本来であれば今年6月くらいに発売を目指していたのですが、

今回も開発過程でいろいろ問題が発生しておりまして……。

 

その問題についても触れつつ、

いつものように開発裏話を交えながら、

今回の新作2種についてお話していこうと思います。

 

ポンコツシリーズとは

ここで今一度「ポンコツガーディアン」シリーズについて

こちらがどのようなコンセプトのホールだったのか

軽くおさらいしておきましょう!

 

「ポンコツシリーズ」とは……

 

・モン娘の名器を2.5次元化

・斬新で尚且つ実用的な内部構造

・コストパフォーマンスの改善

 

……と、大きく分けて3つのコンセプトを持った

新シリーズとして去年12月に発表されました。

 

当然ながら今回もこれらを満たした上で

非常に良いものに仕上がっておりますので、

そのあたりのこだわりについてを以下に

述べていきたいと思います!

 

キキーモラについて

それではまず「キキーモラ」の方から紹介していきます。

こちらはいわゆる「家憑き妖精」の女の子ということで、メイドさんをイメージ。

とはいえ、その要素だけでは若干キャラクターが大雑把すぎるので、

「お菓子好き」という設定も盛り込んでいます。

甘いお菓子と色香で誘って、罠で嵌めるドジっ娘メイドさん……といったところでしょうか。

(本当はもっといろいろあるのですが書き切ると長くなるのでこのへんで……!!)

 

そういった設定から、こちらのホールは

「ハニートラップ」をコンセプトとして、

内部に様々な甘い罠が配置された、

からくり満載なホールとなっています。

 

あと、ホールの外観もなんだか

どこかで……そう、ドーナツ屋さんとかで

見たことあるような気が……?

 

 

pg3_6

 

 

さて、それでは内部構造の解説をば。

前半部分でまず出迎えるのは窄まった壺状の狭搾トラップ。

狭めになっている穴はそれだけでも気持ち良いのですが、

内部に刻まれた螺旋状のヒダと、

その奥にある子宮口ギミックのような、

より狭まった穴がキュッと締め上げます!!!

 

後半部分は調理用の泡立て器を模したような、

3本の紐が配置された構造となっていて、

全方向からまぜまぜーっとされる、

そんなちょっと不思議な刺激。

あと、前作から好評だった「極生テクスチャ」

全面に施しているのが、今作キキーモラの特徴となっております!!

 

 

pg3_3

 

 

こちらの「キキーモラ」についてですが、

ホール素材は前作「鬼姫」と同じですが、

刺激の強さとしてはちょっと強めに調整されています。

そのへんも購入の際に考慮に入れていただければ幸いです!

 

あ、あと開発の苦労話について、

キキーモラはこの最終形に至るまで

外型を作り直したり、内部形状を3回ほど変えてはいますが、

キテルキテル製品の中では比較的スムーズに

完成出来た方なのではないかと思います。

 

一方で「セイレーン」はその構造上、

製造する上で非常に難しい問題があり、

まずはその問題を解決する必要がありました。

 

セイレーンについて

……と、ひとまずその問題については後に回すとして。

続いて紹介するのは「セイレーン」です!!

噂では某コーヒー店のロゴマークの

モチーフであるとも言われている妖怪ですね。

セイレーンの姿については諸説あるみたいですが、

今回は人魚のイメージでキャラメイクをしています。

 

また、どうやら人魚なのに海の中では呼吸が出来ないのか、

頭に金魚鉢のような何かを被っています。

いや、人魚が被ってるから人魚鉢と言った方が正しい……?

 

そんなポンコツ感あふれる設定を持った「セイレーン」ですが、

キテルキテル史上最強の刺激度を誇る

とにかく鱗(ウロコ)の刺激に特化したハードホールとなっています!

 

 

IMG_0188r

 

 

そんな本作の特徴であるですが、

今回はこの構造を生み出すために

なかなか苦労させられることとなったわけです……。

 

まず最初に素材の硬さから。

工場からあがってきた試作品として

「柔らかい」「普通」「硬め」

の3タイプをそれぞれ試してみたところ、

スタッフ全員「硬め」が良いということで、

セイレーンの素材の硬さは満場一致で決まりました。

 

……満場一致で決まったなら問題なんてないはず?

いやいや、ところがそう簡単に製品開発は進まなかったのです。

 

さて、そんなわけでセイレーンの素材硬度が決まったわけですが。

ここで大きな問題が発生してしまいます。

 

その問題とは

「素材を硬くすると鱗状の突起が綺麗に成型出来なくなる」

という問題でした。

 

何故素材が硬くなると綺麗に成型出来なくなるのか。

素材が柔らかい場合は、熱して液状にして

金型に流し込む作業が容易なのですが、

硬い場合はサラサラとした液状にならず、

ドロっとしたジェルのような、

粘性の高い液体になってしまいます。

 

そうなるとセイレーンのような

極端に突出した内部構造を持つホールの場合、

奥まで素材が入りきることが難しくなってしまうため、

「鱗状の突起が綺麗に成型出来なくなる」というわけです。

 

 

セイレーン図面00rr
※先端まで素材が行き渡らずに欠けたまま成型されてしまう。

 

 

試作品の時は数個しか製造していなかったためか綺麗に出来ていたのですが、

いざ量産を行うと気泡が大量に発生してしまい、

内部構造がきちんと出なくなってしまっていたのです。

 

「気持ちよさに影響が無ければ」とも思ったのですが、

やはりここまで大きな気泡が出ていると

ある程度の気持ちよさへの影響は避けられません。

 

この問題を解決するため、バイブレーターを当てて

空気を逃げ出させながら製造してみたり、

通常とは逆向きに成型してみたり、

試行錯誤しつつ様々な方法でトライしてみたものの、

どれも明確に有効な手段であるとは言い難い結果に終わりました。

 

 

セイレーン図面02r
※逆向きに成型しても空気を完全には追い出しきれず、鱗の根本に気泡が溜まってしまう

 

 

この時点で製造は不可能ということで、

開発自体が一旦凍結することとなりました。

「この製品もお蔵入りだな……」とその時は思いましたが、

それから約2ヶ月後、製造工場側から斬新な解決策の提案がありました。

 

こちらの方法について詳しくは述べられないのですが、

我々は藁にもすがる思いでその専用機材を用いた

新たな製造方法を試してみたところ、

見事に解決することに成功したのです!

試行錯誤を繰り返してくださった工場の皆様、本当にありがとうございました……!!

 

本来であれば8月か9月に発売を目指していたのですが、

製造にあたって専用機材の手配等に

時間がかかってしまったため、

10月発売ということになりました。

 

 

名称未設定-1
※ここから3ヶ月経ってしまいました……。

 

 

さて、そんなセイレーンの内部構造について解説していきたいと思います!

片側に配置された巨大で鋭利な18個の鱗状突起群

感触としては弊社製品の中では「淫魔王サキュエス」が近いでしょうか?

サキュエスではわりと丸みを帯びた少し優しさのある触手系の刺激でしたが、

セイレーンでは更に巨大に尖り方もキツめに調整してあるため、

とにかくカリ刺激に特化したよりハードな刺激のホールに仕上がったな、

といった印象です!!

 

また、もう片側の内部構造についてですが、

こちらでもキキーモラ同様に「極生テクスチャ」

施されています!

 

 

pg4_3

 

 

片や激しく、片や優しく、相反する2つの刺激に包み込まれる

独特な挿入感をお楽しみ下さい!!

 

おわりに

えー、気付けば今年(ほぼ)初めてとなる完全新作ホールを

10月の終わりになってようやく出すという、

毎度のことながら非常にゆっくりとした

リリースペースで大変恐縮です……。

ですが、クオリティには自信がありますので!!

「はめっこモン娘 ポンコツガーディアン Lv3/キキーモラ」

「はめっこモン娘 ポンコツガーディアン Lv4/セイレーン」

をよろしくお願いします!

発売日は10月25日(火)です!!!